HOME | 山歩きのプラン  | 山の歩き方 | 登山用品と服装 | 山のアラカルト | 山行記録 | プロフィール

中央線・九鬼山~高畑山(982m)

平成22年(2010)9月22日(水)2名
YAHOO!地図
バスルート 全国バス停
路線バス時刻表
@nifty路線情報
日本気象協会
ヤマレコ
登山計画書(届)PDF
登山届:警察関係の提出先
 
山行記録(山域別)
丹沢・箱根・東海
奥多摩・奥武蔵・秩父
中央沿線(道志)
富士山周辺・道志
八ヶ岳・日本アルプス・尾瀬
 
小篠貯水池脇の土手に咲くヒガンバナ(彼岸花・曼珠沙華)
クリックで拡大
田野倉駅の改札をでてから二つ目の道を左折する。このあたりからは富士山が見える。住宅の続く細い道をしばらく歩くと左側の線路越に鳥居が見えてくる。更に進んでいくと線路を渡るようになる。突き当たり道となるので、ここを左折する。蛇行する坂道を上るとここからも富士山が見える。二又になり右手方向に少し行くと池の山コースの標識が出てくる。
池の山コース登山口 池の山コース中腹からの富士山
荒れた感じの東屋があるのでここで身支度をする。登山口は道標先の小さな沢を渡ってから登って行く。歩く人が少ないのか行く先々を蜘蛛の巣が張っている。ほどなくの登りで南面が開けた場所にでた。富士山はもとより鹿留山や倉見山そして三ッ峠山もよく見える。カーブを描いた中央道が走り、その手前に1直線のリニア実験線が見える。
池の山コース中腹から。左上は杓子山(1,597m)、右の双耳峰は倉見山(1,256m)
池の山コース中腹からの三ッ峠山 九鬼山頂南側から見る富士山
九鬼山頂からの滝子山(左)、雁ヶ腹摺山(右) 九鬼山頂からの雲取山(中央)
蜘蛛の巣を払いながら登って行くと右側に禾生(かせい)駅への分岐が出てくる。ここからも富士山がよく見える。樹林帯の急坂を登って行くと九鬼山の頂上手前(富士見平)からは富士山が見える。ここから九鬼山まで2分とある。九鬼山の頂上からは富士山は樹林に隠れて少ししか見えない。そのかわり北面が開けていて滝子山から南大菩薩や黒岳、雁ヶ腹摺山などの山々が見える。奥多摩の雲取山も特徴のある姿を見せている。
権現山(中央)と手前の左は百蔵山、右は扇山 この付近要注意、東方向に登山道・テープ有
九鬼山頂上からいったん富士見平へ戻り鈴懸・高畑山方面へと進む。この道は歩く人が少ないのか半ば藪漕ぎの道で倒木も多い。ピーク914m(九鬼山)と書いてある所は南側に踏み跡もあるので道迷いに要注意だ。この標識の東方向に登山道がありテープも付けられている。
シモバシラ・枯れた茎にリボン状の霜柱が出来る 高畑山直下にある痩せ尾根の岩稜
昭文社の地図上にヒノキ林とあるのは、明るく開けた場所で歩くには気持ちがいい。高指山は樹林に囲まれていて展望はよくない。鈴ヶ音峠へ近付くと峠を越える車の走る音が聞こえる。鈴ヶ音峠からは車道を右方向に進む。直ぐに左に登る車道が現れる。NTTの施設(中継無線所)へ行く道路のようで鎖が張られている。鎖を跨いで坂道を進む。右側に大桑山・高畑山の標識が出てくる。急登の樹林帯を行く。大桑山も樹林に囲まれている。大桑山からは急な下りを降り、下りきってから更に登って行く。途中痩せ尾根の切り立った岩稜がありそこを渡る。このあたり眼下に見えるゴルフ場の緑がきれいだ。急登をしばらく進みそれが緩むと高畑山山頂だ。富士山はほとんど雲に隠れうっすらと見えている。
集落と集落を結ぶ昔からの峠路・穴路峠 沢沿いの大トチノキ(栃の木)
穴路峠から下って行くと途中から沢沿いの道となる。薄暗い沢の中を下って行くと大トチノキが現れた。周囲にはたくさんの栃の実が転がっている。栃の実からは栃餅が作れるようだが、大変手間がかかるので今では作る人も少ないのだろう。小篠貯水池は手入れされているのかきれいな水面であった。日当たりのよい土手には鮮やかな彼岸花が満開となっていた。ここから鳥沢駅まで集落の中を歩いて行く。小学校帰りの子供たちが口々に「こんにちは」と声を掛けてくれた。
小篠貯水池 トチノキの実
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
田野倉~九鬼山~鈴ヶ音峠~大桑山~高畑山~穴路峠~鳥沢のコース断面図
コースタイム 歩行8時間10分 
歩行距離15.66km 累積標高+1,209m 累積標高-1,285m
富士急行線田野倉駅7:30→7:46池の山コース登山口→9:12九鬼山9:25→10:05標識10:15→11:20高指山11:30→11:55鈴ヶ音峠(鈴懸)→13:00大桑山13:10→13:45高畑山14:00→14:40穴路峠→15:30石仏(高畑山分岐)→15:55小篠貯水池→16:30中央本線鳥沢駅
BACK HOME NEXT
山歩きのプラン  | 山の歩き方 | 登山用品と服装 | 山のアラカルト | 山行記録 | プロフィール
Copyright (C) 気ままに山歩き All Rights Reserved