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丹沢表尾根~塔ノ岳(1,491m)~大倉尾根

平成22年(2010)9月29日(水)2名
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表尾根の谷筋に咲くフジアザミ(富士薊)
「明日は貴重な晴れ間となるでしょう」という天気予報に急遽予定を立てる。富士山方面も晴れそうだから、初冠雪の富士山も見えるかも知れない。そう思って丹沢表尾根を、トレーニングを兼ねて歩くことにした。いつもは長蛇の列が続くバス停前は今日はさほどのことはない。空は完全な曇天でバスがヤビツ峠へ近づくと霧の中を走るようになる。
二ノ塔が近い霧の表尾根 フジアザミ(富士薊)
護摩屋敷の水でペットボトルに水を入れ、富士見山荘前で身支度をする。林道を少し歩いて、右手から霧の表尾根を登りだす。今朝がた雨が降ったためか地面は濡れ、木々の上からパラパラと水滴が落ちる。登山道脇にはホトトギスが咲き、アザミの季節なのか大きなフジアザミが所々目に付く。
キク科の花(キク科の花は種類が多くどれも似ているのでよく分からない)
雨に濡れた薄紫の花はシロヨメナ?ノコンギク?ユウガギク?それともシオンなのか?キク科の花はどれも似ていて判別がつかない。行者ヶ岳からの一番大きな鎖場を過ぎて登って行くとやがて書策(かいさく)小屋に到着する。(書策新道を切り開かれた書策小屋の元主人渋谷書策さんは88歳で引退して施設に入ったようです。その後,今年93歳で亡くなられたようです。)書策小屋は解体され片付けられていて、跡形も無くなっていた。書策小屋があった所は僅かに痕跡が認められるが、初めて来た人はここに小屋があったことは想像できないに違いない。
斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ると云う。ホトトギス(杜鵑草)
ブナの木 青空が垣間見えた
新大日を過ぎ塔ノ岳に近づく頃ようやく青空が垣間見えた。しかし直ぐに霧や雲に閉ざされる。このあたり鮮やかなフジアザミがあちこちに群生している。
富士山周辺に咲く日本一大きなアザミ。フジアザミ(富士薊)
花立山荘付近から大山(奥)と三ノ塔 大倉尾根
塔ノ岳からは蛭ヶ岳は見えたが、富士山方面は全くの雲の中。それでも大倉尾根からは三ノ塔や大山を見ることができた。眺めの良い花立山荘から下って行くと、途中で大きなザックを背負った男性が登ってくる。ザックの中には水が入っていて、キリマンジャロへ行くためのトレーニングだという。大倉尾根にはいろんな人が登ってくるもんだ~。長い大倉尾根をゆっくりと下る。大倉尾根には表尾根に比べて花がほとんど見当たらない。この辺に多い鹿が花を食べてしまうのだろうか?大倉バス停に到着するとタイミング良くバスが出る直前であった。
コースタイム 歩行7時間 距離13.4km 累積標高+1,079m -1,538m
小田急線秦野駅(バス)~9:00ヤビツ峠→9:17富士見山荘前9:23→10:20二ノ塔→10:40三ノ塔→11:15烏尾山→12:14書策小屋跡12:30→12:45新大日→13:30塔ノ岳13:50→16:50大倉バス停(バス)~渋沢駅
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