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中央線・棚横手山(1306m)~甲州高尾山
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平成21年(2009)1月7日(水) 2名 |
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勝沼ぶどう郷駅で降りると駅前には3~4台のタクシーが止まっている。大滝不動尊まで歩くつもりでいたがタクシーを使うことにした。途中から車道は細い林道になり20分ほどかけて大滝不動尊に到着する。 |
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氷結した不動の滝 |
八ヶ岳。中央、阿弥陀岳、右、赤岳 |
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ここは標高900mほどで不動滝は思いもかけず白く氷結していた。滝をみてから右手方向に植林帯を登る。林道にでて展望台にいくと甲府盆地の眺めがいい。もと来た道へ戻り甲州高尾山の道標に従い登り詰めると稜線に出る。 |
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右手方向には富士山が眺められる。南面の斜面は木が全くないので展望が非常によい。左手方向に登っていくと一旦林道にぶつかる。これを横切ってコンクリートの階段を登る。少しの登りで棚横手山の山頂に達した。南西側は開けていて富士山や笹子雁ヶ腹摺山や滝子山が眺められる。反対側は木立を通して八ヶ岳や奥秩父、南アルプスが眺められる。小一時間ほど山座同定を楽しんでもと来た道を戻り甲州高尾山に向かう。 |
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稜線の左手方向(南西)は斜面の立木が全くなくカヤト状だ。所どころ焼け焦げた木の跡もある。後で調べたところこの辺一帯は1997年(平成9年)に山火事があって焼き尽くされたようだ。まだ植林されていない所もあり、植林された所は木がまだ小さいので当分の間、稜線歩きは眺望が楽しめるだろう。富士見台も文字通り富士山の眺めがよい。風がなく日も差して暖かいので、ここで山々を眺めながら昼食をとる。甲州高尾山から少し行くと剣が峰がある。ここからは急な下りになる。仰ぎ見ると急な斜面の上に甲州高尾山が聳えている。 |
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広いカヤトの尾根の右側は低いカラマツ林で甲府盆地が見下ろせる。送電線の鉄塔からは尾根を離れ左へ斜面を下っていく。下りきると氏神様の祭ってある所に出る。甲府盆地が眺められるようにテーブルや椅子も置いてある。地元のおばあさんが休んでいて話を聞く。大善寺や駅までの道順も教えてくれた。このあたり桜の咲く4月ごろが特によいという。行基によって開かれたとされる大善寺は国宝のある立派な古刹だ。拝観料500円だったが中へは入らず山門脇の道を歩く。ここからは道標に従い葡萄畑脇の作業道を葡萄畑をみながら勝沼ぶどう郷駅に着いた。 |
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コースタイム 歩行5時間
勝沼ぶどう郷駅(タクシー¥2,060)8:45~9:05大滝不動尊→9:40展望台→10:05分岐→10:30棚横手山11:25→11:50富士見台12:30→13:05甲州高尾山→14:40氏神様→15:40勝沼ぶどう郷駅 |
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