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中央線・北高尾山稜~堂所山(731m)

平成21年(2009)1月14日(水) 4名
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高尾駅北口にはタクシーが列を作って客待ちしている。八王子城跡広場まで行ってもらう。タクシー代は1,250円で一番奥まで入ってくれた。そのまま進行方向に進むと鳥居がありそれをくぐって進む。道標があり右は旧道、左は新道となっているので左の新道を進む。
もう紅梅や白梅も咲き始めている 朝靄にかすむ新宿の高層ビル群
少し登ると左手の丘状になっているところの木がピンク色になっている。そばに近寄ってみると紅梅が咲き始めていた。このあたり梅園になっていて白梅も蕾をつけていた。登るにつれ北側や東側の展望が開ける所が出てくる。北側には筑波山が更にその左には男体山や女峰山などの日光連山が雪を戴いている。
眼下の八王子市街の奥には新宿の高層ビル群が蜃気楼のように浮かび上がっている。その右手には千葉、更にその右手には横浜の高層ビルが浮かんでいる。
足元には先日降ったとみられる雪がまだ融けずに残っている。
富士見台からの富士山 尾根道からの大岳山(右奥)、御前山(左奥)
巻物を持った烏天狗の像のある八王子神社からはいったん下りにかかる。手押しポンプの井戸があり試しに漕いでみると水が出てきた。そばにはコップも置かれているので飲めるのだろう。しばらくの登りでピークに達すると「八王子城天守閣跡」の石柱があった。富士見台へはさらに左へ進む。富士見台にはベンチやテーブルも設置されており、文字通り富士の展望がいい。富士の左手には蛭ヶ岳から大山に続く丹沢の山並みも見える。ここからの下りは北斜面で雪が張り付いている。
踏み跡は凍りついているので歩かれていない雪の上を歩く。ここからは小さな登り下りが繰り返し続く。少しづつ高度を上げるにつれ雪の量も増えていくようだ。
開けたカヤトの夕焼け小焼け分岐は日当たりがよく暖かい。大勢の中高年のハイカーが昼食や休憩をしていた。ここでちょうど昼前なので昼食にする。北高尾山稜の尾根からは大岳山、御前山をはじめ、石尾根やそれに続く雲取山の姿も見える。関場峠を越えて登りにかかると斜面は雪と氷が厚くなってきた。平らなところでアイゼンを装着する。ここからは殆ど雪道となりアイゼンを利かせ快適に歩き、このコースの最高峰堂所山に到着した。ここから明王峠までは間もなくだ。雪は木のない尾根ではしっかり付いているが樹林帯の中では薄くなる。
明王峠からの丹沢の山々、右、大室山 底沢峠から下りの雪道
明王峠からは逆光の富士と大室山から大山にかけての丹沢が見える。富士の右側には両サイドに鉄塔を載せた特徴のある三ツ峠も見える。ここでバスの時間調整のため30分ほど休憩する。もと来た道を戻り底沢峠から陣馬高原下に向かう。数百メートル程下ったところで西側が開け樹林帯となり雪は消えた。ここでアイゼンを外す。下りきると林道にぶつかり右方向に行くと陣馬高原下バス停に到着した。バスのUターン広場があり新しい公衆トイレもある。バス停の隣の店でビールを購入した。
コースタイム(歩行6時間20分)
JR高尾駅北口(タクシー¥1250)~8:20八王子城跡広場→9:45富士見台→11:45夕焼け小焼け分岐12:20→14:20明王峠14:50→15:45陣馬高原下(バス)16:25発~JR高尾駅北口
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