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中央線・権現山(1,312m)~扇山

平成22年(2010)11月24日(水)2名
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扇山から見た富士山(左側富士山直下の薄い山影は鹿留山~杓子山方面)
 
熊の目撃情報
上野原駅前から飯尾行きのバスに乗り初戸(はど)で降りる。バスの進行方向に進むと直ぐ標識があり左に曲がる。次の標識の上に目撃情報の紙が付けられている。「平成22年10月2日 雨降り山~権現山登山道のコース上で熊が目撃されました」というものだ。橋を渡り民家の間を通り更に橋を渡ると登山道となる。この間、標識が要所に付けられている。最初は急な山道がしばらく続く。登るにつれ左下に初戸の集落も見えてくる。山道はよく踏まれていて急なところはない。針葉樹と広葉樹が混ざっていて、広葉樹の所では葉が落ちて対面の山の景色も見える。いくつかの分岐の所には標識が付けられている。この玄房尾根を登りつめた所が鉄塔(電波塔)の立つ雨降山だ。今日は雲に遮られて展望はない。
雨降山を越えて権現山へ向かう途中の笹の尾根道
雨降山からは緩やかな尾根歩きとなる。晴れていれば富士山を見ながらの稜線漫歩となるはずだが、霧や雲で全く展望は開けない。権現山直下にある大ムレ権現は小さな避難小屋のような感じだが、ここにマウンテンバイクでやってきた若者が休んでいた。神社の裏手から急斜面を登りつめると権現山頂上だ。この頃から薄日が時折差すようになってきた。同じバスに乗り合わせて用竹で降りたジーパンのおじさんも到着した。更に同じ初戸バス停で降りたおじさんも到着した。同じバスに乗り合わせた4名が、目的は同じ権現山だったわけだ。天気が回復に向かいそうなので、休憩もそこそこに先に進むことにする。権現山から西に下り浅川峠の標識に従い左に進む。
権現山から浅川峠へ向かう途中、振りかえると雨降山が見える
落ち葉が敷き詰められた山道をぐんぐん下る。前方に扇山の大きな姿が木立の間から見える。途中、富士山の頂上がちらりと見えた。丹沢の大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳など1,600mクラスの山の頂上付近だけが雲の上から見える。きっとあの山からは今日は雲海となって見えているんだろうなと想像する。浅川峠へ近付くころ、左後方に先程登ってきた、鉄塔(電波塔)が幾つも立つ雨降山が見える。
浅川峠を越え扇山中腹から見た生藤山方面(中央奥左側)と陣馬山(右奥)
浅川峠は十字路の交差点で展望はよくない。右へ行くと浅川、左へ行くと不老下、前へ進むと扇山だ。扇山へは偽扇山とも思える小さなピークを越えて更に登って行く。扇山中腹辺りで東方面が少し開け、生藤山に連なる山々や陣馬山などが見える。扇山直下は踏み跡が乱れ、急登で滑りやすい。
扇山から見た富士山
扇山からは富士山だけが雲の上から飛び出して見えていた。周辺の山は霧か雲でうっすら見えるか隠れている。扇山は周辺の木が大きくなってきているのか、あまり展望がよくない。富士山の方向だけ開けている。ここでしばらく時間を過ごしてから下りにかかる。
扇山を越え下ってきた梨ノ木平付近から見た秋空
梨ノ木平に近づくころ青空が見え、たなびく雲が秋空を感じさせる。梨ノ木平から大月カントリークラブゴルフ場前を右に進む。ゴルフ場沿いの道を進むと、要所に扇山の標識があるので、鳥沢駅へ向かっていることが分かる。
鳥沢集落に入り中央高速道に近い幼稚園の風景
中央高速道路に近づくと道は左に蛇行し右にカーブする。そのカーブした辺りの山あいに子供達の遊ぶ小さな幼稚園があった。高速道路の下をくぐり、そのまま進むと鳥沢駅はもう近い。
初戸~雨降山~権現山~浅川峠~扇山~鳥沢駅のコース断面図
コースタイム 歩行6時間 距離13.66km 累積標高+1,269m -1,377m
中央本線上野原駅(バス)8:28発~初戸9:05→10:40雨降山→11:15権現山11:30→12:30浅川峠→13:25扇山13:55→14:50梨ノ木平→15:50鳥沢駅
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