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丹沢・畦ヶ丸(1,293m)~本棚ノ滝

平成22年(2010)11月14日(日)3名
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宝石のようなミヤマシキミ(深山樒)の実。ミカン科だがシキミの葉と似ているのでこの名がある。
山友さんが車を出してくれるという、お言葉に甘えて同乗させていただく。大滝橋の一つ先和田バス停付近に駐車して歩きだす。トンネルをくぐり大滝橋で右折し直ぐ左へ登る林道を歩く。林道を並行して流れる沢はいつ来ても水量豊富で水が綺麗だ。20分ほど歩くと左手に畦ヶ丸(大滝峠上)への登山口が現れる。ここから林道を離れて登って行く。
広葉樹林の山道を大滝峠上に向かって登る 最後の沢を越えてからの紅葉
色付き始めた紅葉を眺めながら、いくつかの木橋を渡って登って行く。1時間余の登りで標高820mほどの一軒家避難小屋に到着する。更に登って行くと紅葉が鮮やかさを増してくる。富士山も木々の間からその姿を見せる。
大滝峠上を過ぎてから尾根道の紅葉 次第に高度を上げた尾根道の紅葉
大滝峠上で休憩していると、畦ヶ丸方面から登山者が一人降りてきた。聞くところによると昨日は加入道避難小屋に宿泊したという。宿泊者は他にいなかったようだ。更に登って行くと紅葉はますます鮮やかさを増し、近くの山々の景色も色付いている。
歩くのがもったいない位だ!モミジの絨毯を行く
頭上はモミジ、足元もモミジ 畦ヶ丸山頂からの富士山
頂上にかなり近づいた地点で紅葉した落葉があたり一面に降り積もり、さながらモミジの絨毯のようになっていた。最後のひと登りを頑張ると畦ヶ丸避難小屋に到着した。ここはトイレもあり小屋の中には大きなストーブが設置されている。床は板張り部分もあって避難小屋としては寝心地も良さそうだ。山頂に数人先着者がいたが、休憩中に続々と登山者が到着した。ここで昼食を済ませ下山にかかる。
善六ノタワの手前から紅葉風景 本棚の滝上部の紅葉
善六ノタワの手前で紅葉風景が綺麗なところが一か所あった。善六ノタワを過ぎ小さな起伏を越えて更に下って行く。途中の休憩場所ではミヤマシキミが鮮やかな真っ赤な実を付けていた。春に小さな白い花が集まった地味な花を付けるのだが、実の方が殊のほか見事だ。ミヤマシキミはミカン科の木でシキミに葉の形が似ているのでその名が付いた。実や葉に毒があるが、欧米で好まれて盛んに栽培されているという。
沢音が大きくなり眼下に滝が落ちているのが木々の間から見える。
豪快に落ちる本棚の滝
沢に降り立ち本棚の方向に沢を遡行する。沢に滑り落ちそうなところもあるのだが、なぜかここだけ木橋もロープも何もない。近くから見上げる本棚の滝は落差50m、水量が豊富で迫力がある。反対側の絶壁からは一筋の小さな滝も落ちている。
滑滝に近い感じ、滑り落ちる下棚の滝 下棚の滝の滝壺付近
前回はすんなり行けた下棚だが、今回は沢が荒れたためかルートが変わっていた。下棚は落差40m、崖の上部が斜面になっているため滑滝のように水が滑りおちてくる。こちらもなかなか見事な滝だ。
下棚の滝
二つの滝を見てから、西沢にかかる多くの木橋を渡りながら、西丹沢自然教室へ向かう。バス停に着くと出発時間となりバスは動きだしたところだった。手を振ってバスを留めてもらう。西丹沢自然教室から和田バス停まで歩くと50分ほどかかると思う。なんとか間一髪のバスに乗車でき、和田バス停で降りることができた。
自然の芸術!朽ちた木とモミジのオブジェ
和田バス停~大滝峠上~畦ヶ丸~本棚~下棚~西丹沢自然教室のコース断面図
コースタイム 歩行5時間40分 距離9・87km 累積標高1,089m -1,019m
和田バス停7:45→8:10登山口→9:18一軒家避難小屋→10:10大滝峠上→11:05避難小屋11:12→11:15畦ヶ丸11:50→12:40善六ノタワ→13:30本棚13:40→14:00下棚14:10→14:40西丹沢自然教室(バス)~和田バス停
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