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奥多摩・鷹ノ巣山~石尾根~七ッ石山(1,757m)

平成22年(2010)6月9日(水)2名
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石尾根千本ツツジ付近のヤマツツジ。まだ咲きはじめたばかりで蕾が多い。
午前中雨が降りそうな前日の予報だったが、来週から梅雨に入りそうなので思い切って行くことにする。青梅線の途中までは小雨が降っていたが奥多摩駅では降っていなかった。日原鍾乳洞行きのバスで中日原で降りる。
中日原バス停から直ぐの登山口 稲村岩尾根のブナ林
バスの進行方向を進むと左に鷹ノ巣山登山口の階段を下って行く。沢沿いを降りて行き、沢に掛かる巳ノ戸橋を渡る。登山口から登ること1時間弱、沢音が遠くになり聞こえなくなる頃稲村岩分岐に到着する。ここからもやや急な尾根の登りが続く。ブナ林が多く明るい尾根だが眺望は開けない。
ヒルメシクイノタワの標識 鷹ノ巣山頂上直下のツツジ
稲村岩分岐から1時間半ほどの登りでヒルメシクイノタワに到着する。この場所は北方向が開けている。長沢背稜あたりが見えるはずだが、今日は霞んでいて展望は得られない。標高1500mを越える頃周囲にツツジの咲き残りが現れ始めた。ツツジの花が登山道に散らばっている。更に登り標高1600m付近からはいよいよ咲いている木が多くなってきた。この山はミツバツツジとアカヤシオが混在しているとみえ、赤紫やピンクのツツジが次々と現れる。
鷹ノ巣山頂より榧ノ木尾根方面をみる ワラビ(蕨)
鷹ノ巣山の頂上からは富士山が見えるはずだが今日は曇り空で全く見えない。しかしあちこちにツツジのピンクが点在する新緑の風景はこの季節ならではと言える。鷹ノ巣山の南面の斜面にはツツジが花を付け、黒い地面にはワラビが伸び始めている。休憩していると六ッ石山の方向から単独登山者がやってきた。話を聞くと同じ方向に行くようだ。
鷹ノ巣山直下の石尾根から日陰名栗峰方面 鷹ノ巣山直下の石尾根を彩るツツジ
鷹ノ巣山から石尾根を七ッ石山方向へ進む。かなり下っていくがその途中、登山道の周囲にツツジが咲いている。
石尾根のツツジ。アカヤシオかな 石尾根から大岳山(左)と御前山(右)
石尾根千本ツツジ付近の斜面に群生するワラビ
鷹ノ巣山避難小屋はまだ比較的新しく中は広くきれいだった。トイレは別棟に造られている。避難小屋からは南の巻道を進む。しかし起伏がない分単調で展望が得られない。やはり尾根ルートを歩いた方がよさそうだ。途中で斜面を登って尾根ルートに進む。尾根ルートは起伏があるが明るくツツジも多く、地面にはワラビが萌え始めている。ワラビは日当たりのよいところが好きだと見えて広い尾根には群生しているところもある。
石尾根より大菩薩嶺(中央)と小金沢連嶺(左) 新緑とツツジの石尾根
千本ツツジのヤマツツジ(ほとんど蕾) 七ッ石山より飛竜山
千本ツツジは緋色のヤマツツジが多いところだが、1週間から10日程早かったとみえてほとんどが蕾だった。ミツバツツジは最盛期を迎えて満開となっている。ヤマツツジといえば大抵薄暗い樹林の中に1,2本程度咲いている場合が多い。ここの場合は開けた場所で群生しているので満開になったら見事だと思う。七ッ石山へは今日最後の登りを進む。七ッ石山頂上付近からは西方向が開け飛竜山の大きな姿が前面に聳えている。その左方向には石尾根の縦走路と雲取山が見える。
七ッ石山より石尾根縦走路と雲取山 七ッ石小屋より三頭山
七ッ石山小屋からは三頭山の大きな姿が見えた。ここから鴨沢までの長い下りをひたすら歩く。山道の周囲にはフタリシズカの群生が続く。鴨沢バス停の近くにある酒屋でビールを求め喉を潤す。小菅から来たバスには乗客は誰も乗っていなかった。
鷹ノ巣山に咲く枝振りのよいツツジ
中日原~鷹ノ巣山~石尾根~七ッ石尾根~鴨沢のコース断面図
コースタイム 歩行7時間20分 距離16.91km 累積標高+1,659m -1,741m
JR青梅線奥多摩駅(バス)~中日原8:35→9:30稲村岩分岐→11:00ヒルメシクイノタワ→11:40鷹ノ巣山12:00→鷹ノ巣避難小屋→千本ツツジ→14:05七ッ石山14:25→16:50鴨沢(バス)~奥多摩駅
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