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中央線・岩殿山(634m)~花咲山

平成20年(2008)2月27日(水)
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大月市のシンボルともいえる岩殿山は標高634mで岩殿城跡があります。
大月駅付近の車窓からも特異なそそり立った岩壁を見ることができます。武田氏二十四将の一人小山田信茂が築いた岩殿城は関東三名城のひとつに数えられていた。岩殿山は中世は修験道の場として栄えており、16世紀になって小山田氏の支配下におかれた。東西に長い大きな岩山をそのまま堅固な城にしていて、南面はほとんどが絶壁でしかも北面も急傾斜である。天正10年(1582年)に織田軍が甲斐に侵攻したときに小山田信茂は織田方へ寝返り、岩殿山城へ落ち延びてくる武田勝頼を郡内に入れず、進退極まった勝頼は天目山で自害した。武田家を滅亡させる事に深く関わった小山田信茂だがこの戦いの後、織田信長により処刑された。その後、江戸時代にも岩殿山城は要塞としての機能を保った。
大月駅から左手へ商店街を進み高架下の道を行き桂川に掛かる橋を渡る。国道の緩やかな登りを進って行くと、岩殿山東稜の登り口は岩殿下バス停手前にある。ほとんど階段ばかりの登りだ。登っていく途中で百蔵山、扇山の眺めがよい所もある。
富士山と高川山 小金沢連嶺
岩殿山からは富士を初め素晴らしい展望が開ける。鎧岩、兜岩を過ぎ稚児落としを過ぎる。この付近から登って来た岩殿山がよく見える。
小金沢連嶺 花咲山
浅利集落へ下り、地元の人に花咲山への登山口を聞くがよく判らないという。何でも市役所に道標を立ててくれるよう頼んでいるがやってくれないという。昭文社の地図では中央高速手前付近に登り口があるらしい。中央高速沿いの道を先に進んで花咲山への登り口を探すが藪に阻まれて見当たらない。
後日、再度登り口を確認しに来たところ、中央高速道直前の人工斜面を登っていくのだった。コンンクリート製の排水溝がありそれに沿って登っていくと小さな祠が出てくる。笹薮がトンネルのようになっている所を進めばしばらくで尾根道となる。「こんな所を登るのか!道理で判らないはずだ」と思うようなアプローチ部分であった。
やむなく直進してゴルフ場コース沿いの道を行く。
稚児落し 花咲山稜線からゴルフ場
道は一向に登る気配がないので道なき道の藪の斜面を登ることにする。立ちふさがる小枝、急斜面を登る藪漕ぎを30分かけてようやく稜線に出た。
花咲山へのアプローチ部分がわからず、この斜面を登る人もいるようです。
稜線には踏み後がしっかりと付いている。花咲山を過ぎ、途中の岩尾根は小金沢連嶺の展望が素晴らしい。麓に下り初狩駅までの長い車道を歩いた。
コースタイム 歩行7時間30分
大月駅7:50→東稜登山口→8:50岩殿山→9:55兜岩→11:15浅利→二十三夜塔→藪漕ぎ→12:30花咲山稜線→13:00昼食13:30→花咲山→15:00林道→15:50初狩駅
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