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富士山・御殿庭~宝永山(2,693m)~大砂走り

平成23年(2012)9月16日(日)2名
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御殿場口下山道の終わり近くにはフジアザミが群生して咲いている
御殿場口~御殿庭上~第一火口分岐~宝永山~大砂走り~御殿場口のGPS軌跡
御殿場線御殿場駅から富士山御殿場口新五合目への直行バスが出ているので、これを利用して宝永山を登ることにする。バス乗場は7~8人が並んでいるだけで、日曜日とはいえ9月に入ったためかそれほど多くない。バス料金は往復1500円でかなりの格安料金だ(片道のみは1,080円)。
御殿場口登り口より宝永山2,693m(左)と富士山
バスは30分ほどで御殿場口新五合目に到着した。御殿場口新五合目は標高1,440mで実際には二合目に相当するそうです。他の登山口の五合目は標高2,000m以上あるが、他の登山口とバランスを取るためにあえて新五合目としたのだろう。登山口にはシーズンを外れたために通行禁止の柵が置かれていた。砂礫の道を登っていくと早速、雄大な宝永山と富士山が見えてきた。宝永山の右側には第一火口も見える。ここから宝永山までの標高差1,200mほどを登る。
双子山1,804m(左)と二ッ塚1,929m(右)
やがてこんもりした二つの山が見えてきた。左が双子山で右が二ッ塚だ。砂礫の道は二つの山の間を縫って行く。
双子山を過ぎてからの北方面の展望
愛鷹連峰
第三火口の縁を歩いていくとこんな風景が見られる
四辻を過ぎてカラマツの樹林帯(御殿庭)を抜けると第三火口の縁を歩くようになる。オンタデやイタドリと思われる荒地に強い植物がコロニーを作るようにして固まって生えている。
凄まじい爆裂跡を見せる第一火口(宝永火口)
第三火口(御殿庭)や第二火口は火山の噴火口というのをあまり感じさせないが、この第一火口(宝永火口)はまさしく火山の噴火口そのものだ。この噴火口の右手に宝永山(下の写真)がそそり立っている。
第二火口の上より宝永山2,693mを見上げる
第一火口分岐から見た宝永山(右上)への登山道
第一火口分岐から宝永山へは第一火口の縁を通って行く。一旦緩やかに下り鞍部からは緩やかに登っていく。砂礫の道なのでうまく歩かないとズルズル滑りロスが多い。ザックが道端に置かれていたのでどうしたのだろうと前方を見る。4人の親子連れの父親が女の子を背負って登っていた。
宝永山馬ノ背から登山道は第一火口の縁を通って七合目方面へ続く
宝永山馬ノ背まではキツイ登りだが、ここから宝永山までは平坦な歩きの往復になる。宝永山馬ノ背からは緩やかな登りとなり下六合に到着する。ここからは大砂走りの下りとなる。
通常の倍くらいの速さで歩ける大砂走りを下る
大砂走りは石ころが少なくほとんどが砂でありほどほどの深さがあるので歩きやすい。また転倒する恐れも少ない。全身の体重を乗せて足を踏み出すとズズーと滑って止まる。そのため通常の下りに比べてエネルギーを使わない。そしてスピードは通常の1.5倍から2倍くらいの速さで下れる。中には走って下る人も多い。
御殿場口~御殿庭上~第一火口分岐~宝永山~大砂走り~御殿場口のコース断面図
コースタイム 歩行6時間10分 距離13.89km 累積標高1,483m -1,491m
御殿場線御殿場駅(バス往復\1,500)8:20発~御殿場口8:55→10:20小天狗塚→11:18御殿庭上→12:00第二火口12:10→12:32第二火口→宝永山馬ノ背→13:44宝永山→13:54宝永山馬ノ背→14:07下六合→14:10休憩14:20→大砂走り→15:30御殿場口(バス)16:30発~御殿場駅
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