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丹沢・畦ヶ丸(1,292m)~本棚・下棚

平成22年(2010)5月22日(土)9名
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畦ヶ丸のシロヤシオ
シロヤシオのシーズン到来とあって、西丹沢自然教室行きのバスは3台増発された。大滝橋でバスを降りると先行のバスに乗っていた同じグループのメンバーも着いたばかりだった。初対面の方も何人かいるので、簡単に各人の名前だけ紹介してから歩き始める。しばらくは林道歩きが続くが大滝沢沿いの道なので沢の流れを見ながらの歩きだ。畦ヶ丸のコースは登り下りとも沢沿いなので沢を渡る木橋(桟橋、丸太橋)が実に多い。実際に数えたことはないが30~40個所くらいは渡るのではないかと思う。いつもは静かな畦ヶ丸も今日は同じコースを登るグループも多い。東海自然歩道なので道標やコースが整備されており歩きやすい。林道の途中から左に畦ヶ丸の登山口が現れる。
沢に掛かる多くの木橋(桟橋)を渡る ツルシロカネソウ(蔓白銀草)
新緑の中、大滝沢沿いの気持ちのよい緩やかな登りがしばらく続く。一軒屋避難小屋を過ぎると沢を離れるようになる。白い花のクワガタソウやツルシロカネソウ(同じキンポウゲ科のトウゴクサバノオ:東国鯖ノ尾もよく似た花ですが、これはツルシロカネソウのようです)がポツリポツリと咲いています。大滝峠上からは尾根の急登が続くようになる。
頂上に近づくとブナが多くなる 苔むしたブナの巨木
頂上に近づくにつれブナの木が多くなる。しかし、標高1000mを越えても一向にシロヤシオは出てこない。畦ヶ丸の南側にはシロヤシオが分布していないのかも知れない。
頂上付近に最初のシロヤシオが現れる 登山道脇のブナの巨木を見て歩く
ようやく畦ヶ丸避難小屋直下のところでシロヤシオが現れる。まだ咲きはじめたばかりで数も少ない。畦ヶ丸避難小屋にはトイレも設置されている。ここから頂上まではほんの僅かな登りだ。畦ヶ丸頂上にはいくつかのグループが休憩していた。
トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)
畦ヶ丸から下りにかかると直ぐにシロヤシオが現れた。歩いていくと次から次へとシロヤシオが現れる。グループの中に歓声もあがる。時折鮮やかなミツバツツジも現れる。
満開のシロヤシオ 大きなシロヤシオを見る
写真を撮りながら歩いていくと、またシロヤシオが次々と現れる。一際真っ白になり満開になっている木があった。善六ノタワの少し上部、標高1,150mあたりを境にしてそれから下にはシロヤシオは全く姿を見せなくなった。途中でツアーの団体30名ほどとすれ違う。
急な木の桟橋を下る 本棚の滝上部、落差50m
かなりの急勾配の下りを下りに下って西沢にたどり着く。ここから沢を100mほど遡行すると本棚が左に現れる。落差50mの滝はいつ見ても豪快な眺めだ。滝壺から5m位の範囲は水しぶきで近寄れないような状態だ。
本棚の滝の滝壺 しばし下棚の滝を眺める
これに対して下棚は滑滝のような感じで優美な感じを受ける。落差は本棚とほぼ同じ位の感じだ。
新緑の朴の木(下棚) 水量の多い西沢の流れ
水量豊かで水の綺麗な西沢を幾つもの木橋(桟橋)を渡りながら下っていきます。木橋(桟橋)が流されないようにきちんと整備されているので安心です。途中の河原で少し休憩を取り、予定通り西丹沢自然教室に到着しました。
本棚の滝近くに咲くミツバコンロンソウ(三葉崑崙草)
大滝橋~大滝峠上~畦ヶ丸~善六ノタワ~本棚~下棚~西丹沢自然教室のコース断面図
コースタイム 歩行5時間20分 距離9.53km 累積標高+1,024m -930m
小田急線新松田駅(バス)~大滝橋8:20→8:40畦ヶ丸登山口→9:35一軒屋避難小屋→10:15大滝峠上→11:20畦ヶ丸11:55→12:50善六ノタワ→13:30本棚13:50→14:10下棚14:25→(休憩15分)→15:10西丹沢自然教室(バス)~新松田駅
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