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奥多摩・御前山(1405m)~鋸山

平成20年(2008)4月23日(水)
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武蔵五日市駅より数馬行きのバスに乗り、宮ヶ谷戸で降りる。
道路を戻りながら右側を見るが登り口はない。改めて地図を見ると、バス停から来た道を戻って左側の橋を渡るのであった。御前山への標識が出ている。
チゴユリ(稚児百合) 御前山頂付近より石尾根方面
山道にはスミレが多く咲いている。かなり高度を上げたあたりから右側北側の斜面に紫色のカタクリがポツリポツリと咲いている。
カタクリは落葉広葉樹林の林床に群生し早春に下を向いた薄紫色の花を咲かせる。春を告げるスプリング・エフェメラルの代表的な花でもある。早春の3~4月に花を咲かせ、5月上旬頃には葉や茎は溶けるように枯れてしまう。種にはアリの好む物質(エライオソーム)が含まれている。このためアリが種を巣へ運び込み分布を広げると考えられています。このような植物をアリ散布植物といいます。カタクリは7~8年の1枚葉の時期を経た後に、2枚葉の時期を迎えやっと開花します。昔はこの鱗茎から得られるデンプンで片栗粉を作っていました。現在では片栗粉と呼ばれる物の大半はジャガイモから取ったデンプンです。カタクリから取った本来の片栗粉の生産量はごくわずかで高価である。
御前山頂上は大勢の登山者が食事の最中だ。惣岳山へと向う。両側は植生保護のロープが張られているがバイケイソウが芽生え始め好ましい尾根だ。惣岳山は思っていた眺望は得られず、ここも大勢の登山者が食事の最中のため御前山近くの岩場に戻る。
カタクリ(片栗) イワウチワ(岩団扇
鋸山への途上の鞘口山付近でカタクリの小群落がある。大ダワにはトイレがあり車道を渡り鋸山へ向う。鋸山からの下りの岩場でイワウチワが咲いている。鎖場を過ぎると小さな岩場が連続する。岩場にはイワウチワやイワカガミの葉がびっしりと付いている。愛宕神社を過ぎ長い階段を下りて奥多摩駅に着いた
コースタイム 歩行7時間30分
武蔵五日市駅(バス)8:05~8:40宮ヶ谷戸→11:45御前山→12:00惣岳山→(昼食)→13:05御前山→14:40大ダワ→14:55鋸山→17:15奥多摩駅
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